自宅の敷地内にある電柱を移動する方法

電柱の移動

 

 

さて、電柱を移動できるか?に入っていきましょう。既に敷地内に電柱があるというケースです。エクステリア工事などをしようと考えた際、車の出し入れに邪魔、歩行の邪魔になる電柱(あるいは支線、支柱)を移動させたいと考える場合が多いと思います。

 

ちなみに支線は、電柱が倒れないようワイヤーで引っ張って支えている設備のことです。支柱は電柱を支えている斜めに固定された補助電柱のことです。景観面の問題もありますが、住んでいる敷地を有効に活用する上で、電柱、支線が邪魔だと困ります。ストレスの原因にもなります。

 

さて結論ですが、電柱に記載された電力会社へ申請を出すことで移動できる可能性があります。ただし、電柱や支柱を移設できる条件というのがあります。撤去はできないまでも、邪魔にならない場所に移し替えることができれば、ずいぶんたすかりますよね。条件が合えば無償で移し替えが行われます。

 

電柱を移動できる条件ですが、まずは、現在、電柱が立っている位置、そして移設を希望する市との権利関係を確認する必要があります。敷地の前面に電柱が立っている場合もありますが、道路が公道か私道の場合で対策が違います。

 

近年、道路のバリアフリー化、歩道障害物除去などの計画から、個人の敷地内に電柱を建てるケースが増えているようです。こう考えると、電柱は道路、私道、個人の敷地内のどれかに立っていることになります。問題なのは、移動後の電柱も、これら3か所のどこかに移設されるということです。